機能性食品原料

ピペリン

ピペリン

基本情報

商品情報

記載名称 ピペリン 英:piperine
企画成分
形状

原料情報

摂取目安量
その他

商品説明

ピペリンとは、コショウ科の植物に含まれる独特の辛味をもつ成分です。

コショウは私たちの家庭において身近な調味料として広く利用されています。
さまざまな調理によく合うため、世界中でも有名な香辛料として知られています。

もともとコショウは、原産国のインドでは古代から主要な輸出品として生産されており、大航海時代には金と同じ価値で取引されていたほど貴重な食材でした。

それは、コショウがもつ防腐作用や殺菌作用が大変貴重であるとされ、重宝された香辛料だったからなのです。
また、香辛料以外の目的として薬としても利用されていました。

ピペリンは、コショウの辛み成分であり、主要な栄養素です。ピペリンは、コショウの中でも黒コショウに多く含まれているといわれています。

主に、エネルギーの代謝を上げる作用や、血管を拡張して血流を上げ、冷えを改善する作用や、抗菌作用、防腐作用、殺虫作用があることで知られています。

また、沖縄料理の味付けなどに使われるコショウの一種「ヒハツ」は、冷えを改善するサプリメントとして利用されています。

さらに、黒コショウのエキスでピペリンを主成分とするサビンサコーポレーションの「バイオペリン」は、一緒に配合されたサプリメント成分の吸収率を上げる作用があることで注目を集めています。

ピペリンの作用

ピペリンには、毛細血管を拡張させる働きがあります。毛細血管が広がることで、血流が良くなり、体温の上昇にもつながるため、冷え性や肩こりの解消が期待できるといわれています。

また、ピペリンには基礎代謝を上げる働きがあることで知られています。ピペリンが脳内神経物質(アドレナリン)の分泌を促すことで、筋肉や内臓の働きが高まり基礎代謝が上がります。ピペリンの血行促進作用は、結果として脂肪が燃焼されやすくなり、ダイエット効果にもつながるのではないかと考えられています。

そのほか、ピペリンには栄養吸収を促進させる働きがあり、血流を促進させ基礎代謝を上げることで、栄養の吸収率も高まると考えられています。

ピペリンの安全性と摂取ポイント

ピペリンは、通常の食材に由来する成分です。他の医薬品との相互作用に関する報告は確認されておらず、安全性は高いと考えられています。ただし、黒コショウなどは香辛料として刺激が強いため、過剰摂取は胃腸に負担をかけてしまうおそれがあります。

また、多量に摂取することにより健康が増進するものではないため、一日の摂取目安量を守るようにしましょう。

ご質問などお気軽にお問い合わせください

お問い合わせ