ビタミンB12は、コバルトを含むため赤く、「赤いビタミン」とも呼ばれています。また、炭水化物や脂肪を分解したり、遺伝子の素材となる核酸を合成したりするために必要な水溶性のビタミンとされています。食品では、肉類や卵黄、レバーに多く含まれています。

ビタミンB2は、牛乳や乳製品をはじめ、レバーや魚、卵、納豆、緑黄色野菜やキノコ類に多く含まれています。ビタミンB2は、体内でのエネルギー変換に補酵素として関わっており、特に脂質代謝に重要な役割を果たしています。また、細胞の新陳代謝を助ける働きがあります。

ビタミンB1は、糖質の代謝に欠かせないビタミンです。糖質は、体内で複雑な過程を経てエネルギーに変化しますが、その際にビタミンB1は補酵素として働きます。玄米や胚芽米、全粒粉などに豊富で、豚肉やうなぎ、豆類などに多く含まれています。

ナイアシンは、体内に最も多く存在する水溶性ビタミンで、ビタミンB群の仲間です。