機能性食品原料

コエンザイムQ10

コエンザイムQ10

基本情報

商品情報

記載名称 コエンザイムQ10 英:coenzymeQ10/ubiquinone
企画成分 コエンザイムQ10
形状 粉末

原料情報

摂取目安量 30mg/日
その他

商品説明

コエンザイムQ10とは、体内のエネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)を作り出すために必要な補酵素の1つです。細胞や組織の生命活動を補助する働きがあるため、心臓疾患や高血圧症などに利用されることで知られています。そのほか、強力な抗酸化作用をもつため、生活習慣病の予防効果や抗加齢(アンチエイジング)サプリメントとして広く利用されています。
コエンザイムQ10には、吸収を高めた「水溶化コエンザイムQ10」や「還元型コエンザイムQ10」もあり、ユビキノン、補酵素Q10とも呼ばれます。食材にも含まれる成分で、イワシなどの青魚や肉類、野菜類ではほうれん草やブロッコリーなどに含まれています。
コエンザイムQ10は、脂溶性のビタミン様物質であり体内で合成されます。しかし、ATPの合成に伴って消耗するため、運動などによってATP量産が活発になると補給が間に合わなくなることがあります。そのほか、生活習慣病や加齢とともに合成されにくくなり減少することで知られています。

コエンザイムQ10の作用

コエンザイムQ10は、体内でエネルギーを作るために必要な成分であり、細胞の中にあるミトコンドリアの中に多く存在しています。特に、エネルギー代謝の盛んな心筋や骨格筋、肝臓や腎臓などに多く存在しています。コエンザイムQ(補酵素)にはいくつかの種類がありますが、ヒトに存在するのは主にコエンザイムQ10です。
エネルギーは、食べ物の糖や脂肪を変換することで作られますが、糖や脂肪からATP(生体エネルギー)を生成する際に、コエンザイムQ10が重要な役割を担っています。さらに、エネルギーを生成しやすくするので、疲労回復や加齢に伴う肌トラブルの修復の効果が期待されるほか、抗酸化、免疫機能の強化、心臓病の予防にも働きます。

摂取するときのポイントと安全性

コエンザイムQ10は、脂溶性ビタミン様物質であるため油に溶けやすい性質を持っています。食材から取り入れる際は、油と一緒に調理することで吸収率が良くなると言われています。また、ビタミンEと一緒に摂取することで、より抗酸化作用が発揮されやすくなります。
コエンザイムQ10は、通常の食材に近い成分であり、特に問題となる健康被害や副作用は知られていませんが、稀に消化器症状を認めることがあります。そのほか、医療品との相互作用として高コレステロール血症の薬を服用すると体内のコエンザイムQ10が減少することがわかっています。また、抗凝固材のワルファリンとの相互作用を示唆する症例もあります。摂取する際は、医薬品として用いられる量(1日30mg)を1つの目安とすることが望ましいです。

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