グルタミン酸
基本情報
商品情報
記載名称 | グルタミン酸 英:glutamic acid |
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企画成分 | グルタミン酸 |
形状 |
原料情報
摂取目安量 | |
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その他 |
商品説明
グルタミン酸は、体内で合成できることから非必須アミノ酸に分類されます。1966年に小麦タンパク質であるグルテンから発見されました。グルタミン酸は、「α-ケトグルタル酸」と「アンモニア」から生合成されます。脳内で生じたアンモニアの解毒に必要で、アンモニアとの酵素の働きによってグルタミンを作り出します。特に脳内に多く存在し、神経情報伝達に関与しているといわれており、興奮性の神経伝達物質としての働きがあることで知られています。抑制性の神経伝達物質として働くGABAは、グルタミン酸からグルタミン酸脱炭素酵素により生合成されます。
1908年に「うま味」成分として認識されるようになったため、現在では調味料に広く利用されることが多くなりました。(グルタミン酸ナトリウム)
グルタミン酸の作用
疲労回復、アルコール依存症の抑制、脳の活性化(記憶力、学習能力を高める)、認知症の予防(GABAを生成するため)、保湿成分、アンモニア濃度を調整する働き(利尿作用)があります。しかし、ヒトでの有効性データはまだ明らかにされていないので、あくまでも可能性として考えると良いとされています。
食品では、海藻類、イワシなどの魚介類、白菜やトマトなどの野菜類に多く含まれており、通常の食生活で不足することはありません。
グルタミン酸の過剰摂取は、睡眠障害や神経障害を引き起こす可能性があることや、興奮性の神経伝達物質なので精神的な疾患に影響を及ぼす可能性があることも指摘されています。一方、グルタミン酸が不足すると脳の働きに影響があり疲れがたまりやすくなるといわれています。
摂取のポイントと安全性
身近な食品に含まれているため、通常の食生活で不足することはありません。食事から取る場合は、栄養バランスのとれた食事を意識するようにすると良いでしょう。また、過剰摂取や欠乏による体への影響もあるため、サプリメントを利用するときは注意が必要です。そのほか、医療品との相互作用を考え、何らかの医薬品を服用中は念のため主治医に相談することが望ましいでしょう。
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