機能性食品原料

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸

基本情報

商品情報

記載名称 ヒアルロン酸 英:hyaluronic acid
企画成分
形状

原料情報

摂取目安量
その他

商品説明

ヒアルロン酸とは、皮膚や関節、目に豊富に存在するムコ多糖類(ねばねばした物質)です。

1グラムで6リットルもの水分を抱え込むほど保水力が高いという特徴を持っており、皮膚では肌の乾燥防止、関節では関節液の円滑成分、目では硝子体(しょうしたい)の緩衝などの役割を担っています。

また、同じムコ多糖であるコンドロイチン硫酸とよく似た働きがあります。

ヒアルロン酸は、その特性を生かして化粧品や健康食品、また医療品の原料として利用されています。

期待される作用は、皮膚の保湿性や粘弾性の維持、シワやたるみの予防、皮膚や関節軟骨の機能維持、皮膚のアンチエイジングなどがあります。

 

ヒアルロン酸の作用

 

ヒアルロン酸は、体の中の至るところに存在しています。

その中でも、皮膚、関節、目において、細胞組織の構築、細胞体液の水分調節、潤滑剤などの働きをしています。

また、体の中で最も水分を必要しているのが目です。

眼球の裏にある硝子体(しょうしたい)という部位は、透明なゼリー状の組織です。
ここには、ヒアルロン酸が多く含まれており、眼球の機能に重要な役割を果たしています。

また、皮膚は、膠原(こうげん)繊維のコラーゲン、弾力繊維のエラスチンおよびムコ多糖類で構成されています。

表皮の下の真皮にはヒアルロン酸が多く含まれ、肌の乾燥を防ぎ、弾力性のある肌を維持しています。

そのほか、ヒアルロン酸は、必要な栄養素を必要な箇所に運ぶ働きがあります。

例えばミネラル類、アミノ類、ビタミン類といった栄養素は、活性酸素の除去や細胞の老化を防ぐ働きがあります。

その結果、がん予防などにも作用しているといわれているのです。

また、女性のアンチエイジングにも、ヒアルロン酸は注目されている成分でもあります。

加齢とともに肌のハリがなくなってきたり、関節の痛みが出てきたりすることがありますが、その原因の一つとして挙げられるのが、体内でのヒアルロン酸の生産量が少なくなってきているためです。

また、ヒアルロン酸は、胎児には多いのですが、成人以降はその4分の1にまで減少するといわれています。

 

ヒアルロン酸の安全性と摂取ポイント

 

安全性の高い成分であるため、問題となる健康被害や副作用は知られていません。

また、他のサプリメントや医薬品との相互作用は報告されておらず、併用は問題ないと考えられています。

ヒアルロン酸は動物性食品に含まれていますが、肉ではなく皮や骨、関節などの部位に豊富に含まれています。

ただし、熱にたいへん弱いことや、高分子で吸収されにくいことから、サプリメントなどで摂取することをおすすめします。

特に決まった摂取量はありませんが、一般に短期間では効果を得られにくいため、継続して摂取するといいでしょう。

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