機能性食品原料

L-シスチン

L-シスチン

基本情報

商品情報

記載名称 L-シスチン 英:L-cystine
企画成分
形状

原料情報

摂取目安量
その他

商品説明

L-シスチンとは、体内で合成できる非必須アミノ酸です。

また、L-システインが2分子結合している含硫アミノ酸で、髪や爪、表皮を作るケラチンの重要な成分です。

アミノ酸には、天然物質であるL型と合成物質のD型がありますが、たんぱく質に合成できるのはL型です。

そのため、化粧品やサプリメントで用いられる際は、L-シスチンとなっています。

L-シスチンは、シミの原因となるメラニンの生成を抑制することから、美肌・美白効果があるといわれています。

また、育毛や肝機能の向上、有害物質を解毒する作用もあることが分かっています。

L-シスチンを多く含んでいるのは、動物性たんぱく質が豊富な肉や魚、豆類などの食品です。

主に、牛ヒレ、鶏胸肉、カツオ、鶏卵、大豆に多く含まれています。

 

L-シスチンの作用

 

L-シスチンは、メラニンの生成によってできたシミを消すのに効果的なアミノ酸です。

これは、シミの原因となるメラニンをつくる酵素であるチロシナーゼの活性を抑える働きがあるためです。

また、肌のターンオーバーを促進させる作用もあり、つくられたメラニンの排せつを促してくれます。

さらに、L-シスチンに含まれる硫黄は、皮膚や髪の毛、爪をつくるのに非常に丈夫なたんぱく質の成分となります。

これは、皮膚や爪を強くし、髪にコシを与えてくれます。

また、L-シスチンは、お酒を飲んだときの酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解する働きを持っています。

そのほか、アミノ酸の一種であるメチオニンと合成することによって、血中コレステロールの増加を抑制する働きや、体内でアレルギーを引き起こすヒスタミンの血中濃度を低下させてくれる作用もあります。

 

L-シスチンの安全性と摂取ポイント

 

L-シスチンは硫黄を含む非必須アミノ酸で、植物および動物性のたんぱく質中に自然に存在するものです。

そのため、通常の摂取目安量を守っていれば安全であると考えられています。

しかし、L-シスチンを過剰摂取した場合、メラニン色素が必要以上に減少し、白髪の原因になる可能性があります。

また、L-シスチンの過剰摂取は、インスリンの働きを抑制してしまうこともあるため注意が必要です。

L-シスチンは、ビタミンCと一緒に摂取することで、美容効果を高めるといわれています。

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