プラズマローゲン
基本情報
商品情報
記載名称 | プラズマローゲン 英: plasmalogen |
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企画成分 | |
形状 |
原料情報
摂取目安量 | |
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その他 |
商品説明
プラズマローゲンとは、抗酸化作用を持ったリン脂質の一種で、グリセロリン脂質に分類されます。
また、一般的なリン脂質とは異なる特殊な構造を持っているのが特徴でもあります。
プラズマローゲンは、哺乳動物の全ての組織に存在しており、人体のリン脂質の約18%を占めています。
特に、脳神経細胞、心筋、リンパ球、マクロファージなどに多く含まれており、抗酸化作用など細胞の根本的な機能をコントロールすることがわかってきました。
このプラズマローゲンは、高い抗酸化作用を発揮することができるので、酸化ストレスによって引き起こされるさまざまな症状から私たちの身を守っていると考えられています。
プラズマローゲンの作用
プラズマローゲンは、30代をピークに加齢とともに減少していくことが分かっています。
そうなると、プラズマローゲンの抗酸化作用が発揮されにくくなり、体内は酸化ストレスによって生じた酸化物質が蓄積されていくため、さまざまな病気が引き起こされる原因になると考えられています。
これまでの研究で、高齢者に多くみられるアルツハイマー型認知症の患者では、脳や血液中のプラズマローゲンが減少していることが報告されています。
また、アルツハイマー型認知症は、酸化ストレス等によって脳内に引き起こされた脳内炎症をきっかけとして、神経細胞が死んでしまうことで脳が萎縮して発症すると考えられています。
最近の研究によると、マウスにプラズマローゲンをあらかじめ食べさせておくと、脳内炎症が抑制され、原因物質の蓄積が大幅に少なくなり、学習記憶能力の低下を軽減すること報告されています。
現在、プラズマローゲンを摂取することで、脳内の伝達物質がスムーズになり、脳疲労を予防・緩和することができるのではないか、またアルツハイマー型認知症の発症に何らかの関連性があるのではないかと、さらに研究を進めています。
プラズマローゲンの安全性と摂取ポイント
自然由来の原料から抽出した成分であるため、副作用の心配は特に知られていません。
サプリメントや食品から摂取する場合、一度にたくさん摂取しても効果が得られるものではないため、記載されている摂取目安量を守って取るようにしましょう。
プラズマローゲンは、もともと鶏胸肉から抽出していましたが、効率よく摂取するためには、ホタテ貝やホヤから抽出し加工されたサプリメントが有効だといわれています。
ただし、アレルギーのある方は注意が必要です。
ほかのサプリメントや医薬品を服用している方は、併用しても大丈夫かどうか、念のため医師に相談してから服用するようにしてください。
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