機能性食品原料

レッドクローバー

レッドクローバー

基本情報

商品情報

記載名称 レッドクローバー 英:red clover
企画成分
形状

原料情報

摂取目安量
その他

商品説明

レッドクローバーとは、ヨーロッパ、アジア原産のマメ科の多年草で、古くから薬用されてきたヨーロッパ原産のハーブの一種です。

ムラサキツメクサ、アカツメクサという和名でも知られており、赤紫色の花をつけます。

また、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボン類のゲニステインを豊富に含んでおり、女性特有の症状を改善するハーブとして注目されています。

このゲニステインは、発がん予防効果や抗腫瘍効果も持つことがわかっています。

日本国内では、イソフラボンの上限摂取量が決められており、1日あたり40~80㎎が目安となります。

また、レッドクローバーは、米国FDAのGRAS(一般に安全と認められる物質)のリストに記載されており、多くの飲料や茶に含まれています。

 

レッドクローバーの作用

 

レッドクローバーの有効成分は、ダイゼインやゲニステインといったイソフラボン類、クマリン誘導体、揮発油などですが、特にイソフラボン類による作用が注目されています。

イソフラボンは、女性ホルモンの一種であるエストロゲン(美しい肌やふくよかな体つきをつくるうえで欠かせない女性ホルモン)と似た働きを持っています。

これは、ホルモンバランスが崩れたときに起こる月経前症候群(PMS)、月経痛、月経不順などの女性特有の悩みに対する効果が期待できると考えられています。

また、加齢によってエストロゲンの分泌量は減少します。

特に、更年期の女性はエストロゲンの分泌量が低下することによって、さまざまな不快症状が現れやすいといわれています。

例えば、ほてりや発汗、不安などの不快な症状がありますが、こうした更年期の症状を緩和する作用が確認されています。

イソフラボンを含む食品の代表は大豆ですが、レッドクローバーに含まれるビオカニンA、フォルモノネチンは大豆には含まれない種類のイソフラボンです。

これは、選択的エストロゲン調整物質と呼ばれ、エストロゲンの分泌に関して促進と抑制のどちらの作用も持っており、不足すると補い、過剰になると抑制します。

 

レッドクローバーの安全性と摂取ポイント

 

通常の使用の範囲では、安心して使えるハーブです。

ただし、経口摂取の副作用として、発疹、筋肉痛、頭痛、吐き気、膣出血などがあるので注意が必要です。

また、エストロゲン様作用を持つサプリメントと併用する場合は、症状の変化に注意し、異常が認められたら医師に相談しましょう。

そのほか、抗血液凝固作用のあるクマリン誘導体を含んでいるため、ワルファリンを含む血栓症治療薬などと併用しないようにしてください。

妊娠中や授乳中の女性、あるいは乳がん罹患女性は、ホルモンバランスを崩す恐れがあるため、要注意です。

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