ローヤルゼリー
基本情報
商品情報
記載名称 | ローヤルゼリー 英:royal jelly |
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企画成分 | |
形状 |
原料情報
摂取目安量 | |
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その他 |
商品説明
ローヤルゼリーとは、ミツバチの体内で合成され、咽頭腺などから分泌されるクリーム状の物質のことをいいます。
ローヤルゼリーを与えられたミツバチの幼虫だけが女王バチになることから、その働きが注目されるようになりました。
例えば、女王バチは、生命力の源としてローヤルゼリーだけを食べますが、他の働きバチより2倍大きく育ち、4倍長生きし、毎日2000個もの卵を産みます。
このように、女王バチが働きバチに比べて桁違いに長寿で大きくなるのは、ローヤルゼリーのおかげでもあるのです。
また、古代ローマのアリストテレスの著書「動物誌」の中にも出てくるほど、古くから知られており、三大栄養素である炭水化物、脂質、たんぱく質をはじめ、ビタミンやミネラル、必須アミノ酸などをバランス良く含みます。
なお、ローヤルゼリーは、プロポリスやハチミツとはまったく異なる物質です。
ローヤルゼリーの作用
ローヤルゼリーの大きな特徴は、単品で40種類以上の栄養素が含まれていることです。
例えば、アミノ酸類は20種類以上も含まれています。
その中でも、リジンは成長を促すほか、体の組織の修復に働きます。また、バリンは体力回復と健康維持に役立ちます。
また、ビタミンB群、パントテン酸、アセチルコリン、イノシトールなども豊富に含まれていますが、パントテン酸は善玉コレステロールを増やして免疫力をアップさせる作用があり、アセチルコリンは、脳の活性化や血圧を調整する作用があり、イノシトールには脂肪肝や肝硬変の予防に役立つと考えられています。
さらに、ローヤルゼリーにだけ含まれる特殊な栄養素には、デゼン酸と類パロチンがあります。
このデゼン酸には、自律神経失調症や更年期障害に有効とされる成分で、皮脂分泌を促進するほか、がん細胞の増殖を抑える成分として注目されています。
また、類パロチンは、体の組織の老化を防ぐ作用があると考えられています。
さらに、ローヤルゼリーの特有な成分として、ロイヤリシン、ロイヤラクチン、アピシンといった特有のたんぱく質も存在していますが、ローヤルゼリーの多彩な作用はこれらの成分が共同して働くことで得られると考えられています。
ローヤルゼリーは、まだ解明されていない栄養素も多く存在しており、今後の研究成果が期待されている成分でもあります。
ローヤルゼリーの安全性と摂取ポイント
生ローヤルゼリーを摂取するときは、ハチミツと混ぜないのがポイントです。
これは、ハチミツの糖分にビタミンB1を消耗させる作用があるためです。
また、ローヤルゼリーは、刺激物として作用する場合もあるため、空腹時や胃腸が弱っているときは摂取するのを避けるようにしてください。
さらに、ローヤルゼリーの成分に対して、発疹などの皮膚症状やぜんそく様症状、胃腸障害といったアレルギー症状が現れることがあります。
そのため、アレルギー体質の人は注意が必要です。
ただし、一般的には特に問題となる健康被害や副作用は知られていません。
医療品との相互作用については、ローヤルゼリーとワルファリン(抗凝固剤)との併用による相互作用が示唆された報告があります。
何らかの医薬品を服用している場合は、主治医に相談してから摂取するようにしましょう。
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