モリンガとは、北インド原産のワサビノキ科の植物で、ミラクルツリー（奇跡の木）と呼ばれるほど、とてもバランスのとれた栄養素を含んでいる樹木です。種、幹、枝、花、葉、根のすべてに利用価値があるといわれており、余すところなく利用できるところが特徴です。

ヒアルロン酸とは、皮膚や関節、目に豊富に存在するムコ多糖類です。1グラムで6リットルもの水分を抱え込むほど保水力が高いという特徴を持っており、皮膚では肌の乾燥防止、関節では関節液の円滑成分、目では硝子体（しょうしたい）の緩衝などの役割を担っています。

トリプトファンは、必須アミノ酸の一つです。体内でたんぱく質の材料として使われ、余った分は肝臓や腎臓で分解されてエネルギー源として利用されます。また、脳に運ばれると、鎮静作用を持つ神経伝達物質であるセロトニンに、松果体で睡眠誘導ホルモンのメラトニンに変わります。

コラーゲンは繊維性のたんぱく質で、人体のたんぱく質の約30％を占めています。皮膚、骨、腱などに広く分布し、細胞同士をしっかりと結びつけ、丈夫にする働きがあります。骨や軟骨の形成に重要な役割を果たし、丈夫でしなやかな血管を維持するほか、肌の弾力性を保ちます。

α－リポ酸とは、ビタミン様物質として扱われる補酵素の一種です。また、チオクト酸とも呼ばれます。細胞内でエネルギーをつくり出す際に必要な物質で、糖の分解を担っています。栄養素としてビタミンに似た働きをするビタミン様物質であり、抗酸化物質です。